本文へ移動

晴山会トピックス

晴山会トピックス

第77回地域介護公開研究会
2020-02-17

「漢方を応用したアンチエイジング・

古来の叡智で生き生きと」を テーマに勉強会を開催!!

 2月17日午後6時30分から8時まで、地域介護公開研究会(参加者60名)が社会福祉法人晴山会の地域ふれあい広場「はなしま」で開催された。
 今回は、筑波技術大学東西医学統合医療センターで教授を務める平山暁氏を講師として、「漢方を応用したアンチエイジング・古来の叡智で生き生きと」をテーマにした勉強会であった。
 講演では、漢方医学が現代医学・西洋医学の限界を補完する手段として有用であることを述べられ、漢方医学では「腎は先天の精を宿す」「腎は骨を主り、髄を生じ、脳に通ず」と、「腎」は生命の根本で、「腎」は「髄」をつくり、「髄」は「脳」や「骨」をつくるというが、現代医学でも腎臓が老化の調整臓器になりえることが解明されていて、科学的にも証明されていることを説明されたり、アンチエイジングに用いる漢方処方の「血」「腎」「気」は、老化の過程の冷え症など西洋医学にはない病態を改善する効果があることなどが説明された。
 最後に、「天意重夕陽 人間尊晩晴」と、講師が恩師から送られた言葉を紹介され、「晩晴」を迎えるために、漢方を活用されたら如何かと提案された。
改めて、健康について考えさせられる充実した勉強会であった。
TOPへ戻る